経済成長と共に自律的に
社会課題が解決される社会の実現
人的資本経営
人的資本とは
国際標準機構(ISO)によると、人的資本を管理しない組織は、人材を通じて達成される長期的かつ持続可能な価値を創造する企業の能力と機会を減らす恐れがあります。人的資本とはすなわち組織で働く人々の蓄積された知識、スキル、能力を含みます。人的資本経営とは、企業の人材を「コスト」ではなく「投資」対象とし、投資家と企業経営者が求める事業成果の実現と、従業員のニーズと権利尊重を両立させるための戦略、施策、モニタリング体制の在り方であるとGLINは考えています。
人的資本経営は企業の中長期成長に必要不可欠
日本では、「人的資本」はリソース確保と投資のための人材育成や従業員体験などの機会創出面に着目していることに対し、「企業活動における人権尊重」や「サプライチェーン上の労働管理や人的資本開発」はリスク管理として基本的に整理されています。他方で、国際的にはESGの「S」として、前途全ての要素を合わせて企業は評価されるべきだという声が上がりはじめています。GLINも、「人的資本経営」と「人権尊重責任(サプライチェーン含む)」は可能な限り併せて戦略策定をし、モニタリングするべきと考えています。
参照(1)Mckinsey Global Instituite ,Linkedin Solutions,HR Zine,Forbes
GLINによる人的資本経営支援の特徴
日本では、「人的資本」はリソース確保と投資のための人材育成や従業員体験などの機会創出面に着目していることに対し、「企業活動における人権尊重」や「サプライチェーン上の労働管理や人的資本開発」はリスク管理として基本的に整理されています。他方で、国際的にはESGの「S」として、前途全ての要素を合わせて企業は評価されるべきだという声が上がりはじめています。GLINも、「人的資本経営」と「人権尊重責任(サプライチェーン含む)」は可能な限り併せて戦略策定をし、モニタリングするべきと考えています。
そのため、GLINでは人的資本経営支援として、企業は自社のみでなく、サプライヤー、関連企業に対し、 人材の「多様性と帰属意識」、「身体的と精神的健康」、「成長」の観点で事業目標を達成するにあたり必要な戦略と施策を策定し、実行するサポートをします。
GLINによる支援の流れ
支援の流れとして、まず3-5年先の中期経営計画等の中長期戦略に含まれた成長戦略や事業・業界特有のリスクや機会に紐づく人事戦略を策定し、必要な人材やケイパビリティ(能力)を選定のうえ、改善が必要なパフォーマンス指標を特定します。その後、既存の人材開発プログラム、プロセス、労働慣行を含む各種方針を診断・策定し、実行体制の構築とガバナンス策定を行います。方針とその実施体制が定まったのち、社内および社外向けの情報開示支援を行います。
以下のようなプロセスに沿って、経営陣と定期的に議論しながら事業戦略に沿った人的資本経営の策定と実行を支援します。実行体制やガバナンス策定、情報開示支援の内容は各クライアント企業の状況に応じてカスタマイズします。是非お問い合わせからご相談下さい。
専門家のご紹介
マネージャー
大谷 はんな
ハーバード教育大学院終了後、日本財団にてNPOへの助成を通じた東南アジアの教育・人材育成、平和構築の事業を企画・運営。その後McKinseyにて小売・消費財産業、医療産業の企業価値向上のための長期戦略策定・実行支援や組織戦略の策定に従事。官公庁や企業を対象としたDE&I長期戦略・実行支援、人材育成事業やプロボノ案件の立案及び実行も主導。